リフォームのポイント

ポイント① リフォームの「タイミング」を考える

「いつかはリフォームしたい。」

持ち家にお住まいの方は一度はお考えになったことがあると思います。しかし、その「いつ」というタイミングについてはどのように考えればいいのでしょうか?

  • 家のどこかが壊れた時
  • 家が古くなったと感じた時
  • 家族や生活スタイルに変化があった時

など、タイミングは色々とあると思いますが、(緊急時以外で)おすすめなのはそのタイミングが来る前にある程度想定をしておくことです。

なぜなら、リフォームするには色々と準備が必要だからです。リフォーム資金はもちろん、工事中の在宅の可否(鍵をどうするかなど)、工事箇所が使えない期間の対応(お風呂が使えないなど)、の他にも色々と準備しておくことがあります。

それらを踏まえ、直近に実施できそうなのか、半年~一年後なのか、それとも数年後~10年後なのか、を想定し、少しずつご準備しておくと慌てることなく、リフォームやメンテナンスを実施しやすくなります。どんな建築物でも必ずメンテナンスやリフォームをする時期がやってきますが、くれぐれも、第三者に促されて慌てて実施するのだけはおすすめ致しませんので、ご自分のタイミングについて考えてみてください。

ポイント② 「色々な選択肢」があることを知っておく

「リフォームをする前に知りたかった。」

という言葉を良くお聞きします。リフォームを実施した後に、実は、他にも選択肢があったことを知ってしまうケースが度々あるようです。

リフォームの内容、機器や材料の種類、補助金や助成制度、設計及び施工業者のタイプ・・・、など選択肢は膨大にあります。

選択肢が狭まる理由は「情報不足」です。特にポイント①でお話したように慌てて実施してしまうケースで良くあります。プロへの相談だけでなく、過去にリフォームをご経験したご友人・知人などからお話しを聞くだけでも選択肢が広がりますし、インターネットやSNSでも様々な事例が紹介されておりますので、それらを参考にするのも良いと思います。情報の精査は必要になるかもしれませんが、まずは情報を集めることが大切です。工務店やメーカーなどが主催している勉強会や見学会などの建築関係のイベントへの参加も情報収集や業者選定をするのにおすすめです。そうして集めた色々な選択肢の中から、ご自分に合った選択肢を見つけてみてください。

ポイント③ 「相談相手」を探す

「この会社に相談して良かった。」

家のような大きな物を全てご自身やご家族だけで悩むのは大変なことです。情報収集と共にプロの相談相手を見つけることが大切です。

その際に複数の会社に相談する場合、会社によって、得意不得意も多少はありますが、会社の規模や体制(自社施工か下請け施工かなど)の他、仕様、工法、技術力、提案力、コスト、アフターフォローなど、何もかもが異なります。そこに担当する人物によっても色々と対応が変わりますので、一つではなくてもいいので何か「決め手」を考えておかないと業者選定の悩みや迷いが深まり、結局金額でしか判断できなくなってしまいます。

大手企業の安心感、ローコストのお得感、職人かたぎの信頼感、など色々と特色がありますが、人を見て、会社を見て、これまでの過程を見て、総合的に見ながら相談相手を見極めていくのが望ましいと思います。建築工事は物を買うように一瞬で終わるのではなく、注文して工事が完成してからが本当の真価が問われますので、出来れば、意思の疎通が取れる関係性が築けそうな相談相手を見つけることが理想ではないかと思いますので、その後もお付き合い出来るようなプロの相談相手を探してみてください。

ポイント④ 「家は人が造っている」ということを改めて考える

「この家はあの大工さんが造ってくれたんだよ。」

一軒の家を完成させるにはたくさんの人間が係わります。設計士、大工、電気、水道、ガス、内装、外装、屋根、足場、塗装、各種業者などたくさんの専門家がチームとなって一軒の家づくりを完成させます。

ですから、家づくりの成否はこの「チーム力」によって決まります。

いくら会社が大きくても小さくても、古くても新しくても、家は会社ではなく「人」が家を造っています。リフォームでも同様です。

もちろん皆さまもご存じのことだと思いますが、ご計画を詰めていく段階で何か迷うことがあれば、もう一度、このことを思い出してみてください。

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